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♥ 南sea の童話 ♥

  30, 2017 20:26


☆;+;。・゚・。☆;+;。童話 イチゴの香水。;+;☆。・゚・。;+;☆

 

                    南sea(ナンシー)作 

 

浜辺に住んでいる浜ウサギは、どれもみんな茶色です。

ただ一羽だけ、雪のように真っ白なウサギの女の子がいました。

彼女は一年に一度、イチゴを食べると人間に変身することができます。

今年もイチゴの季節がやって来ました。

杖男のイチゴ畑です。

「大きいイチゴ見つけたわ。さっそく食べましょう」

うさぎさん  

モグモグモグ。

あら不思議。

彼女は人間の女の子になっていました。

「イチゴの花を摘みましょう。イチゴの実を摘みましょう」

朝から夕方にかけて、苦労しながら収穫したイチゴと花は、

コンテナ10段になりました。

「ご苦労様。これはお駄賃だよ。そしてこれは、去年収穫したイチゴと花から

作った香水だよ。ひと瓶あげるね」

杖男が女の子に、灯台島貨幣とイチゴの香水の瓶を、手渡してくれました。

香水びん  

  「ありがとうございます!」

女の子はお礼を言うと、

灯台島に住む、お年寄りの家へ向かいました。

それぞれの玄関のポストに、ポチ袋に入れた貨幣を、そっと置いていきます。

(もちろん、ポチ袋の中に香水をひと吹きするのを忘れませんでした)

すべて配り終えた女の子は、

「今年も任務完了!」

と満足そうに言い、ピョンピョンと浜辺に帰りました。

ポチ袋に気づいたおじいちゃんや、おばあちゃんは、大喜び。

「今年もうさぎちゃんが来てくれた。ありがたいことだよ。また一年幸福に暮らせる」

イチゴの甘酸っぱい香りのする貨幣を、大事そうに神棚にしまいました。

 

おしまい

 

いちご  

 

   

                                      ≪ 進 む

 

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