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ようこそ灯台島へ

  01, 2030 20:24
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灯台島へ上陸して頂きありがとうございます。
この島は、砂丘に灯台を置いた細長い形をした島です。
島は今、島民たちをのせて、動物たちをのせて、僕らの夢をのせて、航海の旅をしています。
漁師が捨てた廃棄船をお供に、海の荒波を、
ちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかきわけて進んで行きます。
心配することはありません。
島の進むべき航路を、灯台が明るく照らし続けてくれます。
それはまるで、航路の果てにある「未来の扉」へ導く光明のようです。
今宵も灯台は、ハマナスの花咲き乱れる砂丘で、
月を話し相手に一人、夜の見張りをしています。
一緒に声をかけましょう。 
『僕らの夢をのせて 進め!! 灯台島!!』

灯台島相関図

  14, 2019 21:48
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- 日記 -

  18, 2018 20:54

  《 Y氏の独り言日記

      201885 日曜日

       

  

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灯台島に上陸中の皆さん、こんにちは!!

カメラとクラウディアが大好きな、通称Y氏です!!

 

クラウディアとの日々ですが、

毎日楽しく過ごしています。

相変わらず彼女は可愛くて優雅でおしとやかです。

しかし、家事は不得手のようで、

料理をすると必ず、焦がす、煮過ぎる、爆発させる…

洗濯すると必ず、洗剤を入れ過ぎる、ぐちゃぐちゃに干す…

掃除をすると必ず、床がビショビショ、家具を破壊する…

正直、彼女には何もさせられません。

何もしなくていいから椅子にでもおとなしく座っていてほしい…

というのが本音ではあります。

 

実は先日、驚いた事がひとつありました。

僕がちょっと目を離したすきに、

彼女は火にかけていたカレー鍋の側面に手を触れていました。

「危ない! やけどするよ!」

大声を出して駆け寄る僕に、

彼女はきょとんとした顔で僕を見つめたまま、鍋から手を離そうとしません。

慌てて彼女の手を鍋から引きはがし、

手を確認しましたが、特に異常はありませんでした。

「熱かっただろう」

僕の問いかけに、彼女は首を横に振りました。

 

不思議な事は他にもあります。

クラウディアを伴って戸外に写真撮影に出掛けた時のことです。

小さな小川が流れている森で、

ニセアカシアの木を背景に彼女を撮っていた時、

小鳥のゴジュウカラとシマエナガが、彼女の頭や肩で翼を休めました。

そして、まるで木にでも止まっているかのようにくつろぎ始めたのです。

野生の鳥は、人間にはけっして近づきません。

写真を撮る時も、望遠レンズでシャッターチャンスを狙います。

「チィーチィ、チィーチィ」

シマエナガが彼女の肩の上で、可愛い声で鳴いています。

カメラを手に目の前の光景に呆然とする僕。

クラウディアは自然と一体化していました。

蝶が舞い、蜂が飛び交い、小鳥がさえずり、涼やかな恵風が吹き、

ニセアカシアの白い花がひらひら降る中で、

涼やかに微笑みながら僕を見つめるフェアリー。

彼女はあたかも一本のメトセラの木。

何千年も昔から存在していた無限のソウル。

「初めに神は天と地を創造された…」

思わず、僕の口からそんな言葉が出ました。

 

 

シリアスな展開と相成りましたが、

これにて本日の日記をおわります。

シャッターチャンスは逃さなぁい!


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★ くろちゃん ★

  26, 2018 21:37
            ★━━━━━━━━━━ カラス Twitter ━━━━━━━━━━★

                ツイート  フォロー  フォロワー

                      5      0      0

   
            kuroc1.jpg灯台島に上陸中のみんな、俺を呼んだかい!
           

               くろちゃん

               @toudaizima

             カラス郵便局員

       アルビノのしろちゃんの彼氏

  

kuroc2.jpg  くろちゃん今日のつぶやき

ぼく達の仕事は、島から島へ手紙や荷物を運ぶ郵便屋だけど、空を飛んでいると色々怖い目に会うよ。先週、島の上空で、飛行鬼に出会ってしまったんだ。飛行鬼って知ってる? 黒いシルクハット🎩をかぶり、赤いマントを翻し、黒ヒョウに乗って移動する魔物のことさ。彼のシルクハットの中は、奈落の底って噂だよ。白い手袋は、相手を骨抜きのあやつり人形に変えてしまうんだって。スナック&パブの「あやつり人形」のママ(男)が言ってたよ。いっけない、パブに通ってた事はしろちゃんに内緒だよ。      

        

ピーちゃん

  25, 2018 20:55

・‥…━━━☆・‥…━━━☆

   ピーちゃんその愛と死

          ・‥…━━━☆・‥…━━━☆

                                               鳥かご                        

ピーちゃん              

その愛と死

わたしは忘れない     

 

思い返せば、

ペットショップで売れ残っていたきみ

いつも窓から見ていたよ

小さい檻の中に閉じ込められ、

きみはストレスのせいで頭の毛がまあるく抜けていたね

気の毒がったやっこちゃんがきみを五百円でお買い上げしたね

部屋の中では時々檻から出してもらい、

手から餌をついばみ、

やっこちゃんの肩に乗ったり、

照明灯の傘の上に隠れたり、

限られた自由を満喫していたきみ

よく食べよく寝てやっこちゃんの良き話し相手だったきみ

 

「ピーちゃん、ただいま。今、ご飯あげるね」

  

       p5.jpg  

 

きみはやっこちゃんが大好きだったのに

なぜ、あんなことになってしまったのか

わたしが駆けつけた時には、

きみは檻の中で動かなくなっていた

2階の窓から落ちたくらいで逝かないでくれよ

きみはそんなにやわじゃないだろう

元気で勝ち気でわがままで、

わたしに向かってよくあっかんべえをしていたじゃないか

もう一度やってみてくれよ

わたしを見てバタバタ威嚇してくれよ

 

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きみは本当に馬鹿だよ

ペットはペットらしくしていなきゃダメなんだ

おとなしく飼われていなきゃダメさ

よけいなことは言わない

「ケッコンケッコン」

「キレイキレイ」

 

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でも、最期にきみが言いたかったのは、

「バカヤローイイカゲンニシロヨチットモタノシクナインダヨ」

 

答えてくれ

落下したのはいったい誰だったのか

周りを見渡せば、

道化師は、隣の窓にも向かいの家にも歩道橋の上にも屋根の上にも空の上にも

どこにだっているじゃないか!

 

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ピーちゃんはピーちゃんの声でキーキーキーキー

 

ピーちゃん

返事をしておくれ

ピーちゃん

いつものように可愛い声でキーキーって鳴いておくれ

ピーちゃん

わたしに気づいて鳥かごの中で暴れておくれ

ピーちゃん

わたしのうちに帰ろう

 

トメ子さんならきっと生き返らせてくれるよ…

 

そうさ、ワン!!ワワン!!

わたしはコロちゃん

驚いたか

やっちゃん

 

- 日記 -

  22, 2018 21:51

  《 Y氏の独り言日記

 

              2018522 火曜日

 

 

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灯台島に上陸中の皆さん、こんにちは!!

カメラとクラウディアが大好きな、通称Y氏です!!

 

相変わらず暇さえあれば、写真撮影に出掛ける日々を送っています。

撮影の場所は、主に都会島です。

行きつけの喫茶店もできました。

件のお店、ファンタジーハンター(杖男氏命名)です()

 

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ここではマスターいち押しのカレーライスが最高です。

マスターは無口ですが、カレーはむちゃくちゃ美味しいのでおすすめです♪

 

さて、

本日の僕はものすごぉく浮かれています。

なんでか知りたいですか。

知りた~いですかぁぁ。

どうしようかな、教えてほしい?

では、お教えしましょう。

な、な、な、な、な、なんと!!

奇跡が奇跡が奇跡が起きたのです。

…昨日の夜、

外でガタガタと物音が聞こえたので玄関から表に出てみると、

暗闇の中、満月の光りを背に、一人の女性が戸口に立っていました。

軽やかにカールした長い髪の毛、

大きな髪留め、

か細い肩と腕、

レトロなミモレ丈のワンピース。

僕があっけにとられていると、

彼女はその場で踊るように優雅にターンをし始め、

一回転した後にスカートのすそを両手でつまんで持ち上げ、

バレリーナのようにうやうやしくお辞儀をしました。

「ケセラセラ、セラヴィー。ムッシュ、お元気ですか」

彼女はそう言いました。

皆さん、もうおわかりですね。

そうです、僕の太陽僕のひまわり僕の王女僕の魂僕の宝石僕の人生!!

人生!!それが人生!!おおっ!!ケッセラセラー!!セラヴィー!!

ミ・アモーレ!!

はあはあはあはあ、

か、彼女はクラウディアでした…。

 

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満月の夜には奇跡が起きます。

皆さんも経験がおありでしょう。

そういえば、クラウディアが登場する小一時間前に、

杖男が何か叫びながら物凄い勢いでうちの前を走っていきました。

きっと何かあったんでしょう。

奇跡と呼ぶにふさわしい何かが。

まあ、ほっときますけどね。

こちらはそれどころじゃないので。

 

今、台所でクラウディアが朝食を作ってくれています。

僕はそんな彼女の可愛い後ろ姿をカメラにパシャリと収めています。

白黒で撮ってみたり、カラーで撮ってみたり、

色々と趣向をこらして写しています。

人生、何が起こるかわかりませんね。

生きていれば良いこともあるものですね。

僕は今、とっても幸せです。

 

それでは皆さん、後日談はまた次回にでも。

セ・ラ・ヴィー!!

 

これにて本日の日記をおわります。

シャッターチャンスは逃さなぁい!

 

追伸 

先日、空の上を、飛行鬼が黒ヒョウに乗って飛んでいくのが見えました。

シルクハット🎩に赤マント。

白い手袋をはめた手が、こちらに向かっておいでおいでしているのが怖かったです。

魔術をかけられたら大変なので、皆さん、出会った時はくれぐれもご用心を…。

 

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- 日記 -

  16, 2018 20:47

  《 ナンシーの独り言日記


                           2018516 水曜日
     
 
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灯台島に上陸中の老若男女の皆さま、お久しぶりです

島のアイドル、女子高生のナンシー16歳です。

ワンワン!!(コロちゃんが合いの手を打ってくれてます(苦笑)

今日のお昼お弁当は、甘い玉子焼きと豚の生姜焼きと白いご飯、梅干し、

あと、デザートに林檎のコンポートでした。

ママ、とってもおいしかったです、ごちそうさまでした。

 

ところで、最近、セシルの様子がおかしいのよねぇ。

以前はスカートの丈が短いとかわたしに絡んできてうるさかったのに、

今は一人で窓際から空を眺めていることが多いわ。

わたしとすれ違っても、わたしに全く気がついてない感じなの。

いったいどうしちゃったんだか…。

 

そういえば、セシルが飼ってる二匹の兄弟猫、とっても可愛いのよね。

杖男さんが二匹を連れて歩いているところに偶然出くわしたことがあるの。

おにいちゃん猫の方は、とってもしっかりした受け答えで賢そうだった。

弟の猫ちゃんは超人見知りで、終始おにいちゃんの背中に隠れてこちらを伺っていたわ。

黄色いハンカチーフを首に巻いてるんだけど、

赤ちゃんのよだれがけみたいで愛くるしかったわ。

えっ、どうして猫と受け答えができるのかって?

それはねぇ、

雲母トメ子さんから、魔法のレクチャーを受けてるからなの。

だから、動物とお話しすることなんて朝飯前よ。

週に一度、雲母家のお宅に訪問するんだけど、

 

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トメ子さんの部屋には、膨大な一般書に魔法書が混じって置いてあるの。

つい昨日のことなんだけど、

トメ子さんがコロちゃんのご飯を用意しに台所へ行ってる間に、

わたし、見ちゃったの。

何をかって?

魔法書に書かれている「スペシャルな魔法」よ!

ワンワン!!(コロちゃん静かにして)

スペシャルな魔法の使い方は、学習ノートに書き写してきたわ。

大丈夫、心配無用です。

トメ子さんから許可された魔法は、

学生にふさわしい無害なカワイイ魔法だけで、それ以外はご法度だもの。

それにどう考えたって、

わたしがスペシャルな魔法をトメ子さんなしでマスターできるわけないわ。

そうよ、できるわけないわ。

できないわよ、絶対に。

無理よ、おそらく。

たぶん、だめよ。

だめだと思うのよね。

……でもわたし、科学と物理が得意なのよね。

実験が大好き。

物は試しと言うけれど。

‥‥‥‥‥‥。

嫌だわ、単なる遊びよ、いたずらよ。

だって、できるはずないもの。

わたしは本当の魔法使いじゃないもの。

そうでしょ、コロちゃん。

ワンワン!!ワン!!ワンワワン!!

ああそう、ホットケーキが食べたいのね。

バターと蜂蜜をのっけてほしいのね。

はいはい。

ママに作ってもらいましょ。

 

 

ひとまず、本日の日記はお・し・ま・い💛

See you again

 

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- 日記 -

  25, 2018 19:50

    Y氏の独り言日記

 

              2018325 月曜日

 

 

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灯台島に上陸中の皆さん、こんにちは。

カメラとクラウディアが大好きな、通称Y氏です。

 

僕の日常生活ですが、

暇さえあれば、杖男さんと写真撮影に出掛ける日々を送っています。

撮影の場所は、主に都会島です。

雲母船長に船で送迎して頂く事もあれば、

顔見知りの漁師さんの舟で渡る時もあります。

雲母トメ子さんの愛犬コロちゃんと、

セシルちゃんの愛猫の一郎くんと二郎丸ちゃんも

一緒に連れて行きます。

大人2人と動物3匹で、きらびやかな都市空間が広がる都会島に上陸します。

今月は、植物園で花を撮影したり、路地裏写真を撮り歩きました。

寒かったので、

猫の一郎くんと二郎丸ちゃんをジャンパーの胸元に入れて移動しました。

コロちゃんも胸元に入りたがったのですが、それは無理というもの(笑)

 

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さて、最初はカメラに興味がなかった杖男さんも、

自分専用のカメラを購入してからは、

シャッタースピードや露出補正などを勉強しているようです。

本業の小説書きや畑仕事もそっちのけで、

カメラにどんどんのめり込んでいく様はちょっと怖いです。

とうとう、月刊誌のフォトコンテストに応募するとまで言い始めました。

挙句の果てには、どこで調べてきたのか、

フォトコンテストのあり方に異議を唱え始め、

応募はやめた!やめた!!と言ったかと思うと翌日には、

「都会島の動物園へ行ってフォトコンに応募する鳥の写真が撮りたい!!」と、

駄々をこねる有り様です。

小さい子供たちの面倒をみる敬虔な大人のふりをして、

実は子供との遊びを自分が一番楽しんでいる小学生のような奴ですので、

またいつ気が変わるかわかりません。

そんな風だから、

犬のコロちゃんにいつも馬鹿にされているのでしょうね。

まあ、本人は全く気づいておりませんがね(笑)

   

そんなこんなで先週、都会島にて、ふらりと立ち寄ったお店は、

とてもPOPな民芸品店ではなく、アジアン雑貨屋さんではなく、

とても素晴らしい小宇宙が広がる喫茶店でした。

「ここはまさしくファンタジーハンターの世界だ!!」

と杖男さんが叫んでいました。

ファンタジーハンターって……(;´д`)

店内風景の詳細は、都会島グラフィティのバナーをポチっとしてご覧下さいね。

 

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話しは変わりますが、

3月14日はホワイトdayという日だったんですね。

バレンタインチョコは、中学生の時以来もらった事がないものですから、

恥ずかしながらホワイトdayの事を知りませんでした。

実は、

先月の14日に、チョコレートを頂いておきながら、

ホワイトdayのクッキーのお返しをせず、本日25日になってしまったのです。

しかし、

よく考えると、お返ししようにも、

チョコレートをくださった方のお名前がわかりません。

先月の14日は風が強かったせいか、

ドアノブにかけてあった袋からチョコレートが半分落ちかけていました。

もしかしたら、その時、袋の中にあったカードが、

風で飛んでいったのかもしれません。

お名前がわからなくて、とても残念です。

ぜひ、クッキーのお返しがしたいのに。

……も、もしかして、

チョコレートをくださったのは、

クラウディア!! 貴女なのですか!!

おおっ、クラウディア。

麗しのクラウディア。

我が愛しきクラウディア。

貴方は今いずこ‥‥‥。

  

ちなみに、僕がそのチョコを都会島に行く船の中で食べていると、

杖男さんが、

「あっ、それっ、お菓子屋さんでバイトした時にわたくしが作った生チョコだよ~ん」

とニヤニヤしながら言いました。

一瞬、食べる気が失せた僕ですが、

がっかりした顔をすると奴を喜ばせるような気がしましたので、

「なかなか美味しいじゃないですか」と言って、その場を切り抜けました。

 

 

これにて本日の日記をおわります。

シャッターチャンスは逃さなぁい!

 

- 日記 -

  05, 2018 22:19

《 セシルの独り言日記 》

 

    2018・3・5 月曜日

 

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あたしの名前はセシル。

高校一年生。

三週間前の話なんだけど、聞いてくれる?

子猫たちのご飯を買いに行った帰りに、

お菓子屋さんのショーウィンドウに飾られた、

チョコレートのディスプレイがあまりにも綺麗で、

店内へ誘われるように足を踏み入れたんだ。

陽気で能天気なカントリー音楽が流れていて、

見た事もないおいしそうなチョコがたくさん並べられていて、

まるでヘンゼルとグレーテルのお菓子の家に迷い込んだようだった。

14日のチョコはこれに決めた!」

私の隣にいた女の子が、ショーケースにある高級チョコを指さして叫んだの。

女の子のお母さんが店員に、そのチョコを6箱包んでもらってお代を払ってた。

あたしは思った。

…合計で一万八千円だなんて、あたしには絶対無理。チョコにそんなお金かけるなんて、

どうかしてるよ、この親子。

あたしなんて、月のお小遣いがたったの千円で、

そこからノートや靴下とか必要な物を買ってるんだもの。

それに、去年から突然、子猫が二匹迷い込んであたしの部屋に居候し始めたから、

餌代まで加算されちゃって、毎月ギリギリでやりくりしてる有様。

だからもう、三百円しか手元に残ってなかった。

別にチョコを渡したい人がいるわけじゃないし、

バレンタインなんてどうでもいい行事だったんだけど、

店の片隅にひっそりと置かれた可愛い小箱に入ったチョコが、

あたしの目に止まった。

小箱の中には、ココアがまぶされた手作り風の生チョコが、

6個入っていた。

その瞬間、あたしの頭の中に、ある人の顔が浮かんだ。

道ですれ違った時にはいつも「こんにちは!」と言ってくれる人。

「杖男から聞いたけど、子猫を二匹も飼ってるんだって? 一人で面倒みて偉いね。

何か困った事があったら僕に遠慮なく言いなさい」

この間、そう声をかけてくれた。

…あの人、チョコレート好きかな。

あたしは迷いに迷った末、その可愛いチョコを買った。

お代は三百円だった。

これでその月のお小遣いはなくなっちゃったけど、あたしは満足だった。

 

チョコは14日に、その人が住んでる家の玄関のドアノブに引っ掛けてきた。

生まれて初めて人にプレゼントを送ったその日は、記念すべき日だ。

別にお返しのクッキーなんて期待してない。

16年間生きてきて、

あたしが誰かに何かをしてあげようと思えた事が大切なのだ。

 

施設にいた頃、そして里親に引き取られて暮らす今、

自分以外の誰かを愛するという意味が、

あたしにはよくわからないし、わかりたいとも思わない。

学校の友達に対してだって、そんな感情わかない。

だって、み~んな馬鹿だもの。

甘ったればっかり。一人じゃなんにもできないお坊ちゃんやお嬢ちゃん。

 

ずっと前の話なんだけど、 

あたしが5歳の時に、

大学生のお兄さんやお姉さん達が、施設に慰問活動に来て、

人形劇を披露してくれた事があったんだ。

とっても楽しかった。嫌なことを忘れられた。

人形が一喜一憂する様子に、目を奪われたあたしは、

夢中になって物語の中に入り込み、人形達と喜怒哀楽を共にした。

H大の学生が運営する「銀の舟」という人形劇サークルの主催だった。

その時に、お兄さんやお姉さん達がうたってくれた歌が今でも忘れられない。

雨が、ふれば、小川が、でき、

風が、吹けば、山が、できる、

ヤッホー、ヤッホッホッホー、

さみしい、ところ、

ヤッホー、ヤッホッホッホー、

さみしい、ところ

 

唯一心の支えは両親や兄弟や友達ですぅ、な~んて会話をよく耳にするけど、

あたしはそうは思わない。

目に見えるものだけが心の支えになるなんて、思わない。

どんなに仲良くしてたって、

人は必ず消えてしまうものだから、

いつか一人になった時、

さみしい、ところを、

なんとか耐え忍ぶことができる、強さがほしいと思う今日この頃のあたしでした。

 

だからクッキーなんて期待してないんだってば!

 

 

本日の日記はこれでおしまい。

放課後にまた会いましょう!

 

気まぐれセシルでした。

 

 

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私的書簡

  20, 2018 18:24
                      ぶんこ1
            ぶんこの絵日記
       平成30年2月20日 火曜日 雪⛄


              

- 日記 -

  12, 2018 20:36

魔法使いおばあちゃんの独り言日記

 

    mah_4c.jpg 魔法使いおばあちゃんですよ~♪。゚o。★。o゚。♪。゚o。★。♪

 

   2018212 月曜日

 

灯台島に上陸中の皆さん、お元気ですか。

昔、魔法少女で今は船長の妻、そして、

杖男さんの大家、

コロちゃん(犬)の飼い主のおばあちゃんです。

 

お久しぶりですわね。

すっかりご無沙汰しておりました。

実は、新年早々、

杖男さんに風邪をうつされてしまいましてね、

年のせいか治りが悪くて、

ふぇっくっしょん!!

一か月経った今も風邪気味なんざますのよ。

ですが、おちおち寝てもいられませんのよ。

先週から、ナンシーちゃんに、魔法を少々教えていますの。

彼女はまだ高校生ですからね、

学生にふさわしい害のないカワイイ魔法を伝授しておりますの。

 

そうね、たとえば、

真冬でもお花をポンッと咲かせたり、

すり傷を負った時にポケットから軟膏が出てくるとか、

そんな類の魔法ですわ。

もちろん、他の人の前では披露禁止、他言禁止ですわよ。

ナンシーちゃんは、将来、人に役立つ仕事に就きたいと言ってますの。

福祉か医療の道に進みそうですわね、きっと。

 

ですから、

魔法だけではなく、私が今、

他に色々教えてあげられるものは、

人とのコミュニケーション能力とか、

お行儀作法とか、

暮らしの知恵などの、

社会に出てから困らないようなすべを身に着けさせてあげることですわ。

 

ところで、

今日のナンシーちゃんは、

うちのダーリン(主人)と、杖男さんと、Y氏さんの4人で、

うちの前でかまくら作って遊んでいますの。

こんな夜中なのに、

かまくらの中でジンギスカン鍋やったりと、

ホントに楽しそうだこと、ホホホッ。

ねえ、和馬さん、ちょっと、

酸化炭素中毒には気をつけてちょうだいね。

天井にちゃんと通気口を開けるのよ。

ちなみに、和馬さんとはうちのダーリンのことよ。

あら、どうしたの、コロちゃん、

私の足元にうずくまって。

コロちゃんったら、かまくらの中で大はしゃぎと言うより大暴れして、

みんなに叱られたのね。

コロちゃんは最近、破壊王っていうあだ名をつけられたそうよ。

ホホホホホッ!!!

 

今、私が作った柚子入り甘酒を、ダーリンが運んでいきましたわ。

 

さてと、

私も一杯やろうかしら。

もちろん、甘酒よ。

ナンシーちゃんに、次の魔法は何を教えようかしら…。

ふ~む。

あ、あくびが…

ふあああああああああああっっっ…。

おおっ、ねむいっ。

さっさと先に寝ますわ。

 

 

これにて本日の日記おわりでございます。ホホホッ。

フィニート・インカンターテム!!

 

私的書簡

  11, 2018 21:05
                      ぶんこ1
           ぶんこの絵日記
       平成30年2月11日 日曜日くもり☁


      IMGP0255 (2)

私的書簡

  08, 2018 22:21
                     ぶんこ1
          ぶんこの絵日記
      平成30年2月8日 木曜日 晴れ☀
 
      IMGP0109 (2)
 

    
 
            tue4_icon2.jpg コマ撮りムービー第一弾!!

- 日記 -

  27, 2018 15:28

 《 杖男の独り言日記

 

      2018124 水曜日

 

   tue4.jpg  

 

灯台島に上陸中の皆さん、こんにちは。

コロちゃんの相棒、Y氏の友人、自称小説家の杖男です。

か~な~り~のお久しぶりですね。

およそ二ヶ月ぶりの杖男の日記です。

気づけば氷点下、気温マイナス10度のしばれる昨今。 

もうすっかり真冬ですなぁ。

お取り寄せの干し柿とみかんが美味しい季節ですなぁ。

…昨日、二時間かけて丹精込めて作ったマーメイドの雪像を、

コロちゃんが狂ったように前足や後ろ足で破壊しているのが窓から見えます。

…むなしすぎる。

 

えっ?

長い間、ブログの更新も滞りがちに何をしていたのかって

…実は、

持病の悪化 創作燃え尽き症候群 風邪と、次々病に見舞われたせいで、

意気消沈したわたくしは、浮遊島の別宅に引きこもっていたのであります。

このブログを開設してから半年が過ぎ、

ブログがライフワークになりつつあると同時に、

図書館での読み聞かせのアルバイト、コロちゃんの世話、

ナンシーの家庭教師、猫の一郎くんと二郎丸ちゃんの探検同行&時折り世話、

Y氏の写真撮影スポット指南役、畑の収穫物の保存作業、

大家さんの家の修繕業務、船長の船の航海士、雪かき(除雪)等々をこなす日々。

 

仕事や雑務をこなしながら、夜な夜な小説の執筆に勤しみ、

さらにはブログの新記事をアップする作業に追われるうちに、

心のゆとりと体力がすっかりなくなっていました。

わたくしの性格は、

皆さまご存知の通り、生真面目・四角四面・猪突猛進型なので、

諸事項に費やす時間が、自分のキャパを超えていても気がつかず、

猛進の果てに、

ある日バッタリ倒れるといった不器用な生き方とあいなってしまいました。

 

しかしながら、

元来これもやりたいあれもやりたいという欲張りな質なものですから、

風邪で高熱にうなされながらも、

すっかり写真友達になったY氏に、

ブログにおける次なる『野望』の為の舞台装置を準備してもらったり、

『野望』の稽古につき合わせたりと、

ブログに対する熱意は燃え上がるばかりです。

『野望』が形となって出来上がり次第、お披露目したいと考えております。

 

それでは、これにて本日の日記おわり。

チャンネルはそのまま、灯・台・島。

都会島グラフィティもよろしくネ💛

 

杖男でした。

 

 

追伸

クローンの少女のお話ですが、まだまだ校正が終わらない終わらない。

いったいいつまでかかってんだよとの、お怒りはごもっともでやんす。

正直、春になるかもしれませんなぁ。

その間に、つなぎとして短編をまたアップするかもよ。

今は猫の手も借りたい心境なので~

猫の一郎くんに校正の手伝いをしてもらう予定でおります。oni2.jpg

 

ko3_ico.jpg (コロは使いものにならん(-_-メ))

 呼んだ?

 

 

 

 

☆ しろちゃん ☆

  27, 2018 15:27

                ★━━━━━━━━━━ カラス Twitter ━━━━━━━━━━★

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  shiroc1.jpg灯台島に上陸中のみなさま、お元気かしら!
              しろちゃん

             @toudaizima

         カラス郵便局員

        くろちゃんの彼女

                 アルビノの女の子です

 

 

shiroc2.jpg ☆;+;。・゚・。 しろちゃん今日のつぶやき ;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆

 外は吹雪いてまっしろしろ。この間、雪の上でひと休みしてたら、くろちゃんがやって来たんだけど、わたしに気づかないで通り過ぎたの。雪もわたしも白いから、保護色になったみたい( ´艸`) ただいまシチューを作っている最中。くろちゃんが好きなエビとホタテ入りよ。

 

 

★ くろちゃん ★

  27, 2018 15:26
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            kuroc1.jpg灯台島に上陸中のみんな、俺を呼んだかい!
           

              くろちゃん

              @toudaizima

            カラス郵便局員

           アルビノのしろちゃんの彼氏

  

kuroc2.jpg  くろちゃん今日のつぶやき

 しばれる冬は吹雪で前がよく見えないし、翼がカチンカチンにかじかんで配達業務が大変さ。まだ配達が残ってるけど、今夜はしろちゃんがあったかいコーンシチューを作って待っててくれるから頑張らなきゃあ。

 

灯台島相関図

  27, 2018 15:25
 この度は、灯台島に上陸して頂きありがとうございます
 

島は今、島民と動物たちをのせて、僕らの夢をのせて、航海の旅をしています。

『未来の扉』へ向かって、漁師が捨てた廃棄船をお供に、海の荒波を、
ちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷかきわけて進んでいます。
灯台島に住む、島民と動物たちの紹介をさせて頂きますね。
彼らが織り成す『物語の世界』を、どうぞお楽しみください。
サイドバーよりお好きなカテゴリを選んでご覧ください
 
so-kanzu2_u.jpg 
『僕らの夢をのせて 進め!! 灯台島!!』

新年のご挨拶

  04, 2018 00:27
2018new_year2.jpg 
☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・
     クリスマスケーキ☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・
 
  誰がこの素晴らしいケーキを作ったのでしょうか……犯人はこの中にいる!!! 
sencho_ic.jpg shiroc2.jpg claudia_icon.jpg tue4_icon2.jpg oni2.jpg jiro2.jpg mah_4cicon.jpg
y_icon_1.jpg nan02.jpg kuroc2.jpg セシル_ic1 lov_ic.jpg ko3_ico.jpg アイコン黒マント

- 日記 -

  24, 2017 22:45

     おにいちゃんの独り言日記

 

              20171224 日曜日

 

       oni1.jpg  

 

 

こんばんわ!!! お久しぶりです。

二郎丸のおにいちゃんの一郎です。

今夜はクリスマスイブですね。 メリークリスマス!!

 

      IMGP0088_20171224223557b51.jpg

 

      IMGP0087.jpg

 

聞いてください。

ぼくは先日とうとう、空に浮かぶ浮遊島に上陸する事が出来ました!

大きな杖にまたがった魔法使い、そうです、杖男さんに島を案内して頂いたのです!

浮遊島までどうやって行ったのかって?

そりゃあ勇敢な冒険家のぼくですから、杖男さんの了解のもと、

長い杖のはしっこにしっかりとまたがらせて頂いて、

優雅に夜空の飛行を楽しみましたよ。

これ以上は聞かないで下さい。

思い出したら今でも汗が出る…肉球がワナワナ震える…しっぽがブルブルしてくる…

ああコワカッタ…

なんでもないです、独り言です。

さて、浮遊島の様子ですが、

噂にあった不老不死の村ではありませんでした。

島の大きさは小さな公園くらいで、周囲には防風林があって、

草原の中に一軒家がちょこんと建っていました。

その一軒家こそ、

杖男さんの杖男さんによる杖男さんのための『ザ・小説の部屋』だそうです。

 

    IMGP0143-1.jpg

  

      IMGP0144-1.jpg

              夜なので暗い写真です

 

昼間は灯台島で、雲母船長やトメ子さんの手伝い、

玉ねぎ畑やイチゴ畑の世話、犬のコロちゃんの散歩、

高校生のナンシーちゃんの勉強をみてあげたり、

最近仲良くなった写真家のY氏を写真スポットに案内、その他諸々、

そして、皆が寝静まった夜になると、

杖にまたがって空に浮かぶ浮遊島へ行き、小説の部屋で執筆活動にいそしむ、

そんな忙しい毎日を杖男さんは送っているそうです。

 

何はともあれ、浮遊島上陸第一号のお客さんは、このぼくとなりました。拍手👏

家の中に案内されたぼくは、杖男さんに自作小説を数冊手渡されましたが、

ぼくには難しすぎてちんぷんかんぷんでした。

今度、灯台島の図書館で、杖男さん主催の、

絵本や物語を読み解く『おさな心の会』に呼んで頂く約束をしました。

もちろん、弟の二郎丸も一緒の予定です。


そしてその後、

杖男さんにあったかいミルクココアとおからクッキーをごちそうになり、

ついついウトウトし始めてしまい、ぼくはいつの間にか丸くなって眠ってしまいました。

杖男さんに起こされた時は朝でした。

 

こうしてぼくの冒険は終わりました。

そうそう、行きは夜のために暗くて何も見えないフライングでしたが、

帰りは朝なので、雲や海が見渡せるとっても素晴らしい絶景なフライングでした。

 

    000885920027.jpg

    000885920009.jpg  

 

ぜひまた浮遊島へ行きたいと思います。

その時は二郎丸も連れていくつもりです。

 

    IMGP0143.jpg

      

      IMGP0144.jpg

 

      IMGP0141.jpg

                    朝なので明るい写真です               

I'm flying with a cat.

  06, 2017 20:44
フライング
                                                                                                                 
                                                                                                                       
                                                                                                                              by 杖男                                                                                                                                                                                                                        

- 日記 -

  05, 2017 21:40

杖男の独り言日記

 

    2017125 火曜日

 

   tue4.jpg  

 

灯台島に上陸中の皆さん、こんばんは。

コロちゃんの相棒、自称小説家の杖男です。

お久しぶりです。風邪などひいてませんか。

寒くなってきましたので、用心してくださいね。

 

わたくし専用の小説の部屋を、浮遊島に設けてはや一ヶ月。

相変わらず閑古鳥が鳴く部屋ですが()

書きたいものがある限り、終わりなき孤独な作業(執筆)は続きます。

時折、小説書きの仲間がほしいなと思う事があります。

良い所や悪い所を指摘し合えるような…(-_-)/~~~ピシッ!ピシッ!とね

 

ところで、

皆さんには、「自分のテーマソング」がありますか。

落ち込んだ時や、嬉しい時、眠りにつく時、何気ない時、

ふとした瞬間、心と頭に流れてくる曲。

わたくしの場合は、

映画「ネバーエンディングストーリー」の主題歌です。

英語の曲ですが、日本語訳にすると… 

♪♪

さあ 振り向いて

君の目に映るものをよく見てごらん

彼女の顔には 君の夢が鏡のように映っている

 

彼女は物語の文章の全てに存在すると信じるんだ

ページに記されているものこそ

終わりなき物語への答えなのだから

 

星に手を伸ばそう

ファンタジー(空想)の世界へ飛び立とう

夢を描いて いつかその夢を現実にするんだ

 

彼らの秘密や謎が 雲の向こうで解き明かされていく

虹の上にあるものこそ

この終わりなき物語への答えなのだから

 

彼女が消えてしまわないかと 

怖がらなくていいよ

新しい一日は 君の手の中で生まれ始まるんだ

 

彼らの秘密や謎が 雲の向こうで解き明かされていく

虹の上にあるものこそ

この終わりなき物語への答えなのだから

♪♪

原作者のミヒャエル・エンデは、

映画に対して、原作と違う!と激怒したそうですが、

わたくし的にはこの映画、大変気に入っております。

アルタクスが悲しみで沼に沈んでいくシーンは涙が出ますし、

スフィンクスがいる門は、ちびりそうになるくらい怖いです。

ファルコンの可愛さには、食べられてもいいくらいです。

この映画は、哲学的要素がちりばめられたファンタジーですね。

迫り来る虚無に国が覆われてしまうと、幼ごころの君は消えてしまう。

人狼グモルク曰く

「この国は人間の希望で出来ており、国境は無く、それも虚無という人間の絶望によって終わりだ」

パンドラの蓋が開いてしまったこの世から、

絶望をなくすことは不可能ですが、希望を見出していくことは可能です。

老若男女が希望を保つには、皆さんもご存じの通り、

空想の世界が強~い味方になります。

わたくしの場合は、妄想の世界かもしれませんが()

妄想の具現化ラブリーちゃんが、灯台の中からこっちを見ていますよ。ご確認あれ。

見える人には見えます…

 

話しは変わりますが、先日、

いつものように杖にまたがり、

灯台島から浮遊島へ向かって、夜空をフライしている最中に、

なんとなく杖が重く感じられ、後ろを確認すると、

驚き桃の木山椒の木!!

杖のはじっこに、猫がしがみついてるではありませんか!!

いつの間にくっついて来たのやら。

目をつぶって必死で杖にしがみついている猫が落ちやしないかと、

わたくし、冷や汗をたっぷりかきました。

浮遊島が目の前でしたので、すぐに上陸して事なきを得ました。

「きみ、杖につかまって空を飛ぶなんてとっても危険なことだよ。なぜ、わたくしについてきたのか、説明して頂こう」

わたくしの質問に、白黒模様のまだ子供のオス猫が緊張しながら答えます。

「僕は二郎丸のおにいちゃんの一郎と申します。空に浮かぶこの島に、不老不死伝説があると聞いて興味を持ち、あなたについてきました。申し訳ありません」

白黒模様の猫ちゃんが、深々と頭を下げます。

地上から杖にぶら下がった状態でここまで来るのは、さぞや恐ろしかった事でしょう。

わたくしは、猫ちゃんをどうしたらいいのか杖に相談しました。

すると、

いつもなら気難しい杖から、浮遊島観覧の許可がすんなりと下りました。

わたくしは猫ちゃんの小さな手を引いて、島を案内する事にしました。

島といっても、小さな公園ほどの広さしかないんですけどね。

島の印象と感想は、猫ちゃんがご自分の日記に書くそうですので、

後日、そちらをご覧下さい。

 

浮遊島①  

 

 

それでは、これにて本日の日記おわり。

チャンネルはそのまま、灯・台・島。

 

杖男でした。

T別紀行 Vol.最終回

  02, 2017 22:40
  

             寄ってらっしゃい見てらっしゃい!! T別紀行、最終回です!!

      
  
     都会島グラフティ
 
   y_icon_1.jpg  皆さん、こんにちわ。Y氏です。
         今日は一日中氷点下でした。寒いのなんの。
         「しばれるね~」「寒いべさ」こんな会話が飛び交います。
         ここまで寒くなる前に、ガラス工芸で有名なO町で写真を撮ってきました。
         都会島 グラフィティで、公開しておりますのでどうぞご覧下さい。
           
               IMGP0142.jpg
               
  
 

        tue4_icon2.jpg  こんばんは!杖男です
             町中に立つクリスマスツリーを発見しました
             小屋の上に設置されたようです
             電飾がピッカピッカと点滅しているのですが、
             その光り加減をカメラで捉えるのは難しかったです
             動くものを写すのは大変な事ですね
             ツリーの足元に見えるものは、です(;´Д`)サムッ
  
 
                           戻 る ≫
  

T別紀行 Vol.➂

  24, 2017 19:33
        コロちゃナンシーY氏わたくし杖男の3人と一匹は、
                       引き続きT別旅行を楽しみました(^<^)
 

T別紀行 Vol.❷

  19, 2017 23:18
 
    さあ~みんな集まって! T別紀行、前回の続きですよ~    
    コロ「ワンワンワン!!」
 
    - 片翼の天使 - 
sa001.jpg
        
 
 
      夜間飛行 -
title_sen.jpg
      

 
    - 翡翠の森 - 

翠対峙1
   
he2_6.jpg  
                            
 

美瑞と翠

  19, 2017 15:34

たとえ私が、人間やみ使いのことばを話しても、愛がなければ、

音をたてる一片のしんちゅうか、ただ鳴り響くシンバルとなっています。

そして、たとえ預言を持ち、すべての神聖な奥義とすべての知識に通じていても、

また、たとえ山を移すほどの全き信仰を持っていても、

愛がなければ何の価値もありません。

 そして、他の人達に食物を与える為に自分の全ての持ち物を施しても、

また、自分の体を渡して、自分を誇れるようにしたとしても、

愛がなければ私には何の益にもなりません。

  コリント第1・13章1~3節より

 

                                            羽沢翠

 愛は辛抱強く、また親切です。

愛はねたまず、自慢せず、思い上がらず、みだりな振る舞いをせず、

自分の利を求めず、刺激されてもいらだちません。

傷つけられてもそれを根に持たず、不義を歓ばないで真実なことと共に歓 びます。

 すべての事に耐え、すべての事を信じ、すべての事を希望し、すべての事を忍耐します。

 愛は決して絶えません。

                        コリント第1・13章4~8節より

 

お知らせ

  15, 2017 22:15
 

短編小説のお知らせ

 

本日、浮遊島チャンネルにおいて、

短編小説「流浪都市」が始まりました。

主人公は、二十歳の青年・瀬野薫(せのかおる)と申します。

派手でわがままな男に見えますが、根は優しい奴です。

どうぞ、浮遊島にて、ごゆるりとお読みくださいませ。

 

尚、以前お知らせしていました、クローンの少女のお話ですが、

長編小説のため、校正に時間をとられ、公開がまだ先になりそうです。

もうしばらくお待ちくださいませ。

 

平成291115日  杖男

お知らせ

  13, 2017 19:25
 
 

灯台島に上陸中の皆様へ

 

日頃よりご愛顧くださり感謝申し上げます。

先日、小説部門を別ブログにて公開いたしましたが、

Y氏の写真カテゴリーも、別ブログにて公開させて頂くことになりました。

写真の別ブログ名は、「都会島 グラフィティ」と申します。

都会島とはY氏の故郷であり、灯台島より遠く離れた場所にあります。

ブログでは、都会島で撮りためた写真や、灯台島で撮った写真をアップしております。

浮遊島チャンネルと同様に、「僕らの夢をのせて進め!!灯台島」が本家で、

「都会島 グラフィティ」が分家となります。

サイドバーにリンク用のバナーを貼りましたので、浮遊島チャンネル共々お楽しみ下さい。

都会島グラフィティをどうぞよろしくお願いいたします。

 

平成291113日  杖男

T別紀行 Vol.❶

  12, 2017 19:42
 
 某日、コロ・ナンシー・Y氏・わたくし杖男の三人と一匹で、T別へ遊びに行きました。
 

- 日記 -

  10, 2017 19:50

    おにいちゃんの独り言日記

 

          20171110 金曜日

 

       oni1.jpg  

 

 

こんにちは。

二郎丸のおにいちゃんの一郎です。

この島に来る前のぼくたちは、

都会島の繁華街の路地裏で、身を寄せ合って暮らしていました。

…実は、二郎丸はぼくの本当の弟ではありません。

 

ぼくの生い立ちをお話ししましょう。

ぼくはスーパーの裏にある、ゴミ置き場で生まれました。

日当たりが良くて暖かくて、屋根もあって、住み心地は快適でした。

そばにはいつもおかあさんがいて、ぼくを一生懸命育ててくれました。

スーパーの従業員さんが時々、期限切れの食品を持って来てくれるので、

食べ物には不自由しませんでした。

 

だけど、スーパーが倒産してからは、生活が一変しました。

おかあさんは毎日、食べ物を探しに行くようになりました。

食べ物はなかなか見つからず、おかあさんとぼくは、

いつもお腹をすかせていました。

ある朝、おかあさんは食べ物を探しに出かけたまま…帰りませんでした。

ぼくは必死になってそこらじゅうを探しまわりました。

でも、おかあさんは見つかりませんでした。

小さかったぼくは、ゴミ置き場でおかあさんを待ち続けるしかありませんでした。

夜になると、犬の遠吠えが聞こえて、怖くて寝られませんでした。

野犬やカラスが多くなり始めたのもその頃です。

 

日増しに、野犬の遠吠えが近くなり、ある夜寝ていたぼくのすぐそばで、

グルルルルルルルという威嚇する声が聞こえました。

慌てて飛び起きたぼくは、無我夢中で逃げました。

どこをどう走ったのかまったくわかりません。

気づいたら、繁華街の路地裏にいました。

路地裏は放置されたがれきが散乱していて、暗くじめじめしていて

ゴミもいっぱい捨ててあって、汚れていました。

繁華街は居酒屋が多いので、始終、残飯がゴミ置き場に捨てられていましたが、

野犬とカラスが占領して取り合っていたので、とてもじゃないけど近づけません。

ぼくが残飯にありつけるのは、

カラスが落としていったお刺身の切れはしとかを拾えた時でした。

 

その日は、朝からみぞれが降ってとても寒い日でした。

酒屋の軒下で震えながら小さくまるまっていたぼくは、

くちばしに何かをくわえたカラスが飛んで来るのが見えました。

おいしいエサでも見つけたのかなあと、ぼんやり考えていた次の瞬間、

カラスのくちばしからその「何か」が落下しました。

きっと、くわえ方が悪かったのでしょう。

カラスはあきらめたのか、そのまま飛んで行ってしまいました。

ぼくは久しぶりにカラスのおこぼれにありつけると思い、

急いで「何か」が落ちた所へ駆けつけました。

柔らかな草の上に落ちていたそれは、生まれて間もない猫の赤ちゃんでした。

赤ちゃんはカラスのくちばしで背中に大ケガをしていました。

体に生えた毛もまばらで、目も開いていなくて、ほとんど瀕死状態でした。

おっかなびっくり抱き上げると、赤ちゃんはかすかに身動きしました。

正直、もう助からないと思いました。

その時、おかあさんがぼくに言った言葉が思い出されました。

「一郎もすっかり大きくなったわね。ついこの間までは赤ちゃんだったのにねぇ」

覚えてないけど、赤ちゃんだったぼく。

赤ちゃんのぼくを、おかあさんは一生懸命育ててくれた。

大好きなおかあさんがぼくに与えてくれた、たくさんの愛情を、

他の誰かに与えることが、今の自分の使命のような気がしました。

この場におかあさんがいたら間違いなく、

できることを精一杯やりなさいと言うでしょう。

 

ぼくは赤ちゃんを、雪が入り込まないアパートの縁の下に運び、毎日看病しました。

夜は抱っこして寝て、

朝、目が覚めると、赤ちゃんは息をしているかすぐに確認しました。

背中のケガはなめてあげてるうちに、少しずつ治ってきました。

体温が下がらないように、いつもおんぶしたり抱っこしてあげました。

ぼくが病気の時に、おかあさんがいつもしてくれたことです。

 

一番苦労したのが、食べ物の調達です。

残飯強奪戦を繰り返している野犬とカラスの隙をついて、

かまぼこの切れ端や焼き魚のしっぽなんかを、

それこそ命がけで拾い集めて、赤ちゃんの元へ運びました。

だけど、赤ちゃんは食べてくれません。

そうか、ミルクじゃないとダメなんだ…。

ぼくは商店街へ走りました。

そして、コンビニエンスストアの前で、配送の車を辛抱強く待ちました。

ドライバーが車から降りて、荷台の扉を開けながら、

積み荷を店内に運んでいる隙をねらって、ぼくは荷台に飛び乗ると、

小さな牛乳パックを口にくわえて逃げました。

 

数か月後。

しまトラ模様の可愛い子猫が、ぼくの後ろをいつもついて来ます。

「おにいちゃん!」

子猫が水色の大きな瞳でぼくを見上げます。

「なんだい、二郎丸」

ぼくは弟の目線まで腰をかがめます。

「ボク、おなかすいちゃった」

「昨日、カラスが落としたちくわを食べただろう」

「たまごやきがいい」

「そんな高級なもの、めったにありつけないよ」

「…たまごやきたべたい、たべたい」

ぼくは住宅街へ走りました。

鼻をヒクヒクさせながら、朝食を作っている家の台所の窓を見て回りました。

窓が開いている家を発見すると、そこからすばやく侵入し、

玉子焼きとついでに焼き鮭を失敬して逃げました。

窓の奥で、キャー!どろぼう猫よ!という女性の悲鳴が聞こえました。

 

春夏秋冬、ぼくと二郎丸は繁華街の薄暗い路地裏で、

なんとか食事にありつきながら、

寒い冬を乗り越えて、身を寄せ合って暮らしていました。

そんなぼくたちに、予期せぬ災難は容赦なく降りかかってきます。

どんな災難かは、また次回の時にでも。

 

二郎丸のおにいちゃんの一郎でした。

 

 

追伸

空に浮かぶ浮遊島伝説を、リスのお姉さんから聞きました。

なんでもその島には、不老不死の村があるそうです。

夜になると、大きな杖にまたがった男が、

灯台島(陸)と浮遊島(空)を往復しているとの目撃情報もあります。

怖いけど、見てみたい気もします。

ということで、次なる探検の地は、浮遊島に決定!!

危ないので二郎丸は連れていけません。

コンビニの配送車の荷台にも容易に上がれたぼくです。

冒険はお手の物です。

辛抱強く、杖使いの男の出現を待ちたいと思います。

 

お知らせ

  08, 2017 19:48
           
 
 

灯台島に上陸中の皆様へ

 

日頃よりご愛顧くださり感謝申し上げます。

6月からブログを始めて、はや半年目に突入致しました。

写真・水彩イラスト・タイトル画・挿し絵・キャラデザイン・料理レシピ・漫画・物語日記・

ポエム・童話・小説と、気づけば盛りだくさんのブログとなっていました。

閲覧してくださっている方々にとっては、

良くも悪くも色々詰